夜空希来ヒストリー (1)

私のベースは子供時代から

自分らしく生きること、今はそのように生きている私ですが、自分を上手く解放することができず悩み苦しんでいた時期があります。 私のこれまでの人生は、波瀾万丈でした。

家業を継ぐ後継ぎとして「できる人間がすべて引き受ければいい」「上には上がある」と言われ続けました。なんでも出来て当たり前、堪えることも当たり前、一度も褒められたりすることなく、甘えることも許されず、厳しく育てられたことから、人に甘えることが出来ない、相談することも出来ない、自分が決めたすべての言動に責任をもつ、辛いことがあってもすべて自分で処理する、そして私がやりたいことをするという自由がない、物心ついた頃からそんな子供時代を送っていました。 だから私の人生って、希望は叶わない、思うようにできない、もう決められちゃっているんだ、そう思い込んでいました。

子供の頃に好きなことは、本を読むこと、世界の音楽を聴くこと、お菓子を作ること。空想の世界で過ごすことが好きでした。 そして辛い時に私がしていたことは、夜空を見上げることでした。
ある夜、星空を眺めていると、流れ星が私に降ってくるような感覚がありました。そして私の脇の下に「三つ星のホクロ」ができていることに気づきました。 自分を流れ星の存在のように感じ、辛いことは「私が成長するために神様が与えている試練」「世の中は私が成長するために回っている」そんな風に思うようになりました。

ちょっと不思議な子供だったと思います。この頃から西洋占星術、算命学、カバラ数秘術などの占いに興味を持ち、周りの人たちを分析するようになりました。

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